ネイルサロンの収支シミュレーションで分かること
ネイルサロン経営の見通しを、売上だけでなく、費用を差し引いた利益や黒字化に必要な条件までまとめて確認できます。
- 予想月商
- 現在の予約稼働率をもとに見込まれる、1か月の売上です。
- 営業利益
- 予想月商から材料費・決済手数料・固定費を差し引いた概算額です。
- 損益分岐月商
- 利益がちょうど0円になり、赤字と黒字の境目となる月商です。
- 黒字化に必要な客数
- 損益分岐月商に届くために必要な、1か月の来店客数です。
- 黒字化に必要な予約稼働率
- 用意した予約枠のうち、黒字化のために埋める必要がある割合です。
- 目標所得を得るために必要な月商
- 固定費と変動費を払い、入力した目標オーナー所得を残すために必要な月商です。
ネイルサロンの売上の計算方法
ネイルサロンの売上は、客単価と客数からシンプルに計算できます。
月商=平均客単価 × 客数
予約枠を基準に考える場合は、まず全枠が埋まったときの最大月商を求め、予約稼働率を掛けます。
最大月商=平均客単価 × 1日の最大予約人数 × 営業日数
予想月商=最大月商 × 予約稼働率
計算例
客単価7,000円、1日4人、月22日営業なら、最大月商は 7,000円 × 4人 × 22日 = 616,000円 です。予約稼働率が60%の場合、予想月商は 616,000円 × 60% = 369,600円 となります。
ネイルサロンの損益分岐点とは?
ネイルサロンの損益分岐点は、売上と費用が同じになり、利益が0円になる境目です。この金額を上回れば黒字、下回れば赤字の目安になります。
固定費は、家賃や人件費、広告費など、売上が変わっても毎月かかる費用です。変動費は、材料費や決済手数料など、売上に応じて増減する費用です。
NailSimでは、入力した材料原価率と決済手数料率を変動費率として合計し、次の式でネイルサロンの損益分岐点を計算します。
損益分岐月商=固定費 ÷(1 − 変動費率)
たとえば変動費率が15%なら、売上の85%を固定費の支払いに充てられるものとして計算します。
1人ネイルサロンで月30万円を残すには?
1人ネイルサロンの売上は、客単価や予約枠、営業日数によって上限が変わります。さらに、材料原価率や家賃などの固定費が異なるため、月30万円を残すために必要な売上もサロンごとに異なります。
NailSimの「目標オーナー所得」に30万円を入力し、ご自身の条件で必要月商と予約稼働率を確認してください。結果が予約稼働率100%を超える場合は、客単価・予約枠・営業日・費用の見直しが必要です。
自分の条件で計算するよくある質問
自宅ネイルサロンでも使えますか?
はい。家賃がかからない場合は0円にし、光熱費など毎月かかる費用を「その他固定費」に入力してください。
1人サロンでも使えますか?
はい。ご自身が対応できる1日の予約人数と営業日数を入力すると、1人ネイルサロンの売上や利益を概算できます。
材料費はどこに入力しますか?
売上に占める材料費の割合を「材料原価率」に入力してください。月額ではなく割合で計算します。
税金は計算に含まれますか?
いいえ。所得税、住民税、消費税などは含みません。表示される営業利益は税引前の概算です。
スタッフを雇っている場合も使えますか?
はい。給与や会社負担分の社会保険料など、毎月の人件費を合計して「月額人件費」に入力してください。